糖尿病は今や国民病と呼ばれるほどに増え続けており、血糖コントロールが悪い状態が継続することは、神経障害、網膜症、腎症の三大合併症をはじめとした全身の合併症が出現する危険につながります。しかし、わが国の糖尿病の95%を占める2型糖尿病の実情は、かなり長い年月病状がないため無治療に放置され、そのために合併症に苦しむ方が少なくありません。
突然、関節が激しく痛む病気で、痛むところの皮膚は赤くなります。足の親指の付け根に多いのですが、足首や膝、肘、指などの関節に発症することもあります。尿酸の代謝異常が原因と言われています。肉や魚、野菜などに含まれる旨み成分であるプリン体が体内で分解されて尿酸が生成されます。
いつでも食べたい物が手に入る豊かな時代になり、肥満による健康問題が増えています。近年は欧米だけでなく、中国などのアジア諸国でも肥満が急増中。日本では成人における肥満の割合は約30%。最近30年間の推移を見ると、成人男性の肥満が増え続けています。健康を支える上で肥満に対する対策が課題となっています。